最近銘柄の財務分析とかに使っているマネックス証券の銘柄スカウターですが、度重なるバージョンアップを重ねていてファンダメンタルズ重視で長期投資をしている人にはやばいくらい使いやすくなってきているので紹介しようと思います。


マネックス証券の銘柄スカウターは、正直なところ機能が多すぎなので機能毎に記事を書いていこうかと思います。
今回は10年スクリーニングの機能の紹介です。
マネックス証券の銘柄スカウターの10年スクリーニングは10年間の長期的なデータを使ったスクリーニングができる機能です。
1〜2年のデータでスクリーニングする機能は他の証券会社のサイトでも普通に提供されていると思いますけど、これは10年間の長期的なデータでスクリーニングできるというのが大きな特徴です。
10年スクリーニングは以下のように条件設定する項目を最初に選択します。
売上高、営業利益、経常利益、当期利益それぞれの項目で、
以下の項目を選択することができます。
増益率、利益率、増益転換、黒字転換、10年間の最高更新
成長率(3/5/10年)、利益率(3/5/10年)、10年間の増益回数、連続増益回数
項目を選択したら、
ぽちっと決定ボタンをおします。

つづき↓

項目を選択すると上記のような画面でそれぞれの項目の数値を設定することができます。
設定した後はスクリーニングボタンをぽちっと押すと以下のような検索結果画面に切り替わります。
検索結果↓
これが検索結果タブに表示されている内容になります。
本当はもっと項目が表示されているのですけど入り切らないので検索設定項目の上から4項目を外して検索してあります。(設定した項目は以下の通り)
10年間の最高更新(当期利益):当期利益が過去10年間の中で最高を更新
成長率(10年)(当期利益) :10%以上
利益率(10年)(当期利益) :10%以上
10年間の増益回数 :5回以上
連続増益年数(当期利益) :連続2期以上
タブを切り替えるといろんな項目を表示できます。
基礎条件↓
基礎条件はリスト上で企業概要を読むことができるので、これは結構便利ですね。
他の証券会社のスクリーニングだと、いちいち企業別のページを開かないと企業概要の確認ができないので、このスクリーニング結果のリスト上で企業概要を読むことができるのはスクリーニング時間を短縮することができるので使い勝手がよいですね。
投資指標↓
これは基本的な株価関連の指標(PER,PBR等)が確認できます。
業績↓
業績タブでは売上高、営業利益、経常利益、当期利益を確認することができます。
決算予定↓
決算予定では直近の決算結果や決算予定、業績予想に対する進捗率や決算短信を確認することができます。
チャート↓
チャートのタブでは各会社の株価やコンセンサス等の情報を並べてみることができます。
業績予想↓
業績予想タブでは会社予想とコンセンサス等を確認することができます。
ということで、10年スクリーニングでは10年間の大量の情報を用いたスクリーニングができるという点と各種指標を簡単な操作でリスト形式で確認することができるというところが一番のメリットだと思います。
長期投資目線のファンダメンタルズ重視で投資する人にはピッタリのスクリーニング機能なのではないでしょうか?
10年スクリーニングで有望な企業を絞り込んだら、次は個別企業の分析を行っていきます
個別企業分析↓
しかしながら、今回はちょっと内容が多すぎるので、
個別企業分析の内容については次回紹介しようと思います。
でわでわ
2020/06/21 (日) [マネックス証券の銘柄スカウターの使い方]
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