前回の記事でも書きましたが、

コロ助の緊急事態宣言解除後の気になる会社の動向、
現状認識をしていきたいと思います。
まずは、6月5日発表のくら寿司↓
ここも、修正値を出してくるんではなくて、
前回発表の業績予想を白紙化のパターンですね。
くら寿司の今までの業績は、
こんな感じ。
売上は右肩上がりのいい感じです。
BPS(一株純資産)の成長率も年率で12%となかなかの高成長。
しかしながら、2019/10期は増収ではあるものの、-26%もの減益となっています。
これは2019年2月8日頃発生したバカッター事件による影響だと思われますが、
今期は更に追い打ちをかけるようにコロ助の影響で大幅な減益となるでしょうから
まさに踏んだり蹴ったりの状態ですね〜
くら寿司のキャッシュ・フローとバランスシートです。
しかし、こうしてみるとくら寿司のこのバランスシートは
芸術的とも言える理想的な感じのやつですよ。
感動すら覚える最高のプロポーション!
外食系って浮き沈み激しいのがたまに傷ですけど、
腐った棚卸し資産とか殆ど発生しないし、
私みたいな素人にもわかりやすいビジネスモデルなので、
好きなんですよね〜
さて、お次はエレコム↓

エレコムはパソコンの周辺機器を手がける
工場を持たない、いわゆるファブレスメーカーですが、
在宅ワークの広がりなんかで、コロ助が逆に追い風になってるパターンですね。
自分も最近キーボードとマウス変えたので、コロ助でやることなくて
そういうとこにお金を使うという流れがきてるんでしょうね。
しかし、エレコムのこの業績の伸び具合はハンパないです!
EPS(一株利益)が2007年の22円から2020年は224円と13年で10倍、
BPS(一株純資産)が189円から1371円とものすごい勢いで増えてます。
BPS成長率を計算すると毎年16.5%で純資産が増えてる計算です。
配当をしっかり出しながらこの純資産の増加率はヤバイですね。
しかも、配当の履歴をみても毎年増配というパーフェクト企業。
配当性向は27%と成長と株主還元を考えられた理想的な比率。
キャッシュ・フローも現金がどんどん積み上がって使い切れないよ状態。
バランスシートでも現金預金が積み上がっちゃっているのがよくわかりますね。
ファブレスメーカーってだけあって固定資産が殆どないので、
まさにチート級の破壊力で現金を稼ぎ出している会社なんだな〜と理解しました。
エレコムずるい!エレコムはチート!
そんな会社なので株価が上がらないわけがありません!
10年間株価は上がりっぱなしでテンバガーも見えてきてるし、
コロ助の下落で拾わなかった自分のバカバカバカ!
何十年も日頃から慣れ親しんでいるメーカーの業績を今頃知るなんて、
日々の勉強が必要な気がした40代の夜。
投資は自己責任で!
でわでわ
2020/06/20 (土) [業績予想]
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