ツイッター界隈を賑わしている会計クイズの仕掛け人、大手町のランダムウォーカー氏が書いた「世界一楽しい決算書の読み方」が以前から気になっていたので本屋で購入してきました。近くにあった、「経営や会計のことはよくわかりませんが、儲かっている会社を教えてください!」っていう本も、面白そうだったのでついでに購入。
財務分析は謎解きをしているようでとても楽しい作業だと思うので決算書の読み方がよくわからないっていう人はこういった決算書の入門書的なのを是非買って読んでみて下さい。
これは会計がわからなければビジネスをする上では言葉が通じないことと同じということを意味しています。
まぁ、それくらい会計を理解することは重要なわけです。
わたくし、KOBAも株式投資を始めて、いろいろ勉強する中でバフェットの言葉に触発されて、簿記の勉強をしました。そしてなんとか、3級の資格を取ることができました。
3級合格の次は2級だ!ということで2級のテキストは買いましたけど、2級は勉強しなければならない内容がだいぶ増え、その内容量に圧倒されて残念ながらあまり勉強できていません。
投資するにあたり、勉強する時間が取れるのであれば簿記3級くらいは勉強しておいた方がいいかな〜と思っています。でも勉強する時間もなかなかとれない人が多いと思うし、株式投資をするに当たってはそこまで細かい知識が必要というわけでもないので、まずはとっかかりとして会計の入門書的な書籍を読んで勉強するだけでもよいと思います。
ところで、決算書はB/S(貸借対照表)、P/L(損益計算書)、C/F(キャッシュフロー計算書)の3つあるわけですが、株式投資をするに当たって、まずは株を買おうという会社が投資に値する会社なのか?それともクソ株なのか?ということをこれらの表に記載してある数字の意味を読み解くという作業を通じて判断することが必要になります。
特にB/Sひとつを取って見ても、業態によってかなりの違いが出てくるので、儲かるビジネス、会社なのかということが財務諸表を通じて理解することができます。
また、経営状態のよくない会社の株を買ってしまって、もしその会社が倒産するようなことになってしまったら、全財産がパーになってしまうということも起こりえるので、B/Sを見てある程度財務状態のしっかりした企業を選別するということがなによりも重要だと思っています。
とくに、ツイッターで教えて頂きましたが、100年に1度の大不況が10年周期でやってきてる現状を見ると、財務状態の良くない会社は、この大不況を乗り越えることができずに倒産してしまうということも十分に考えられるシナリオだと思います。
こんな会社の株(クソ株)を掴まない為にも、財務分析は非常に重要になってくるのです。
クソ株の株価の乱高下で儲けるというスタイルの人にはあまり関係ないかもしれませんが . . .
前川修満氏の書いたこれらの本は粉飾決算等に関する事件についての書籍ですが、こういう本も危ない会社はどのような帳簿操作をするかということがわかるので、超おすすめです。
財務分析は謎解きをしているようでとても楽しい作業だと思うので決算書の読み方がよくわからないっていう人はこういった決算書の入門書的なのを是非買って読んでみて下さい。
でわでわ。
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2020/06/02 (火) [財務分析]
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